魚津のくらし

魚津のくらし

歴史が行き来した海沿いの
北陸街道に魚津城があった。

もののふの鎧の袖をかたしきて

枕にちかき初雁のこゑ(続武家百人一首)

上杉謙信が戦いの束の間、魚津城にて詠んだと言う、
松倉、金山の金山を手中におさめた上杉方が、
織田方の小津から魚津と名付けたと伝わる。

農水林業が接近する魚津は豊かな恵みの街。
古くはお魚と共に魚津城、松倉金山、
片貝木地屋でにぎわった。
米騒動始まりの地であり、大正デモクラシーの伝説。

豊漁豊作を願い、祝うお祭りが各地で
おこなわれ多彩な食が愛でられる。
今も受け継がれる伝統の食、
新たな工夫された現代の食。
押し寿司、昆布締め、寒ブリ荒巻、
かぶらずし、ホタルイカ沖漬け、
ゲンゲのから揚げ、寒干し、寒ハギ鍋、
バイ飯、アジ天点などなど。

浜の味と農のコラボ、鮮度にこだわる魚津人。
達者な家庭料理と腕自慢の料理屋が集まる。

新しい魚の食べ方や海の魅力を
発信するクッキングカー。
魚津の魚を使ったフードをその場で調理し
県内外のイベントなどへ出向きPR販売。
魚津の食は脈々と受け継がれる。

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